しあわせハムDiary

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ハムスターがケージを噛む理由は?対処法とおすすめ対策グッズもご紹介

ハムスターを飼っている方の中でも、特に聞くことが多いのが「ケージを噛む」という悩み。

 

噛んでいるのを見るたびに気になってしまい、落ち着かないですよね。

 

「このまま噛み続けていてハムスターに害は無いの?」と心配にもなるでしょう。

 

実はハムスターがケージを嚙み続けていると健康によくないので、なるべく早くやめさせる必要があります。

 

可愛いハムスターのためにも、なんとかしてあげたいですよね。

 

そこで本記事では、ハムスターがケージを噛む理由と対処法、おすすめの対策グッズなどをまとめました。

 

ハムちゃんの噛み癖でお悩みの飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

ハムスターがケージを噛む理由

ハムスターがケージを噛むのにはいくつか理由があります。

1つずつ見ていきましょう。

 

ストレス

ハムスターがストレスを感じている可能性が考えられます。

  • 温度や湿度が合っていない
  • ケージが狭い
  • 床材やレイアウトが変わった
  • ケージやトイレが汚い
  • 掃除をされて自分の匂いがなくなった  

など、思い当たる部分がないか確認してみましょう。

 

ケージの置き場所がよくない

ケージの置き場所に問題があると、ハムスターがケージを噛みやすくなります。

 

  • テレビの音がうるさい
  • 窓際など直射日光が当たったり、極端に暑い、寒い場所に置いている
  • 犬や猫などほかの動物の匂いがする

これらの不満を感じているために、ケージを嚙んでアピールしている可能性も。

 

温度や湿度がちょうどよく、静かで、ストレスを感じない場所にケージを置いてあげましょう。

 

縄張り確認のためにケージの外に出たい(散歩)

ハムスターは縄張り意識がとても強い動物なので、視界に入る範囲は安全のためにパトロールしたいと考えています。

 

一度でも外に出すと習慣になるので、今まで外に出ずに済んでいるならそのまま出さなくても良いでしょう。

 

とはいえ、ハムスターは個体による性格の違いが大きいもの。

 

散歩が好きにならない子もいますし、散歩は好きだけどケージを噛んでまでアピールしない子もいます。

 

傾向としては以下のようなハムスターが、散歩アピールのためにケージを噛む確率が高いでしょう。

  • 好奇心旺盛
  • 散歩を頻繁にしている
  • 散歩が極端に少ない

 

散歩アピールの場合もやはり、ケージを嚙まないための対策が必要になります。

 

お腹が空いている

エサが足りていなかったり、エサの時間が固定されていないと「まだかな?」と思い、ケージを噛んでアピールしやすくなります。

 

このときやってはいけないのが、ケージを噛んだ直後にエサをあげてしまうこと。

 

かわいそうだからとエサをあげることによって、ハムスターが「ケージを噛めばエサがもらえる」と学習してしまいます。

 

本能

ハムスターは歯が一生伸び続ける生き物です。

 

歯が伸びすぎないように本能的に何かを噛んでしまう習性があり、そのためケージを嚙んでいる可能性もあります。

ハムスターがケージを噛むことによる害は?

ケージの噛み癖を放置すると、「不正咬合」といって、歯が変な方向に曲がったり嚙み合わせが悪くなったりします。

 

参考記事:

 

さらに不満を解消したくてケージを噛んでいるのに、それが解決することはないので「余計にストレスが溜まる」という悪循環になります。

 

ストレスは免疫力を低下させ、いろいろな病気の原因になることも

 

ハムちゃんの健康のためには、なるべく早くケージの嚙み癖を治す必要があるでしょう。

ハムスターがケージを噛むときの4つの対処法

ここからは具体的に、ケージを噛むのをやめさせる方法を見ていきましょう。

 

ストレスを無くす

ハムスターにとってのストレスが思い当たる場合は、以下のことを試してみてください。

  • 心地良い温度、湿度にする
  • ケージ内やトイレなどを掃除して清潔に保つ
  • ケージが狭い場合は広いものに買い替える
  • 床材、レイアウトの見直し

 

ハムスターが過ごしやすい環境を整えるということですね。

 

これらはケージを適切な場所に置くことで、改善することもありますよ。

 

参考記事:

ham-diary.com

 

ケージの外に出してあげる(散歩)

縄張り確認したい、パトロールしたいというハムスターの欲求を満たすために、ケージの外に出して散歩をさせましょう。

 

野生では、ジャンガリアンハムスターで60㎝、ゴールデンハムスターで10~15mもの縄張りを持つこともあります。

 

一般的に「ゴールデンハムスターの方が散歩が必要」といわれるのはこれが理由です。

 

エサの時間を固定する、量を増やす

ハムスターにえさをあげる時間が定まっていない場合は、固定してしまいましょう。

 

夜行性のハムスターには、夕方~夜にかけて1日1回与えるのが基本です。

 

飼い主さんの生活リズムと照らし合わせて決めてみてくださいね。

 

また、えさの量がそもそも足りていないということも考えられます。

 

その場合は、ハムスターの様子を見ながら少しずつ量を増やしてみましょう。

 

ケージを噛んだ直後にエサをあげないことも大切です。

 

金網ケージの場合はケージを買い替える

思い切って、ケージを噛めないタイプのものに買い替えてもよいでしょう。

 

水槽タイプや「衣装ケースで手作りしたもの」であれば、噛むことができないのでおすすめです。

ハムスターがケージを噛むときの対策グッズ

ときには対策グッズを取り入れるのも手です。

 

ただし、どのアイテムも「使い始め」はハムスターの様子をよく観察することが大切。

 

必要に応じて、使用を中断してくださいね。

 

GEX ハーモニースティック

 

低アレルギーで程よい硬さの広葉樹を使用したかじり木。

 

同メーカーの「ハビんぐ グラスハーモニー」はもちろん、1辺が25㎝以上のワイヤーケージなどにも取り付けられます。

 

GEX ハーモニーステップ

 

ハビんぐ ハーモニースティックがかわいらしいステップ(階段)になったもの。

 

階段上部にはエサを入れられます。

 

国産りんごの木

 

りんごのよい香り、程よい硬さと細さでハムスターが喜ぶかじり木。

 

歯の伸びすぎ防止、デンタルケアにもおすすめです。

 

GEX グラスハーモニー450プラス

 

水槽タイプのケージに変更することで、噛む心配がグッと減ります。

 

こちらのケージは、大きく扉が開くので掃除もしやすいですよ。

 

ニチドウ ビターアップル

 

りんごから抽出した天然苦み成分配合。

 

噛んでほしくない場所に吹きかけて使います。

ハムスターがケージを噛む理由まとめ

ハムスターは何らかのストレスを解消するため、あるいは外に出たいなどの理由でケージを噛むことが多いです。

 

しかし、そのまま放っておくとハムスターの健康のためにもよくありません。

  • ストレスを無くす
  • 散歩をさせる
  • えさの時間を固定する
  • ケージを買い替える

 

このような方法を試したり、おすすめした対策グッズなどもぜひ取り入れてみてくださいね^^